お茶の魅力をデザインで伝える「大和茶のコト」
2015.08/奈良県奈良市
大同元年(806年)、弘法大師が唐より種を持ち帰って植栽したのが大和茶のはじまりであり、またそれは日本茶の始まりであるとも言われている。現代の奈良でも大和高原を中心につくられ、その生産量は全国7位。多くの人に愛され、「ほっ」とする時間を与えてくれる、そんな大和茶の向こう側にある物語を、身近な素材=三角定規や色鉛筆、サインペン、ポストイットなどの文房具を使った「見立て」によって表現する展覧会を開催、後に冊子を発行した。年齢や国籍に関係なく大和茶のことについて知ってもらい、お茶を飲みたくなる、茶畑に行きたくなる、つくり手の話をもっと聴きたくなる、そんなきっかけになることを意図した。
展示物&冊子デザイン:長岡綾子
写真:都甲ユウタ
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