六本木ヒルズに東吉野を連れていく「映画『東の狼』パネル展」

2017.10.28/東京都港区

第30回東京国際映画祭で特別上映された『東の狼』(監督:カルロス・M・キンテラ/エグゼクティブ・プロデューサー:河瀨直美)の写真パネル展、その展示空間プロデュースを担当した。「映画の舞台・奈良県東吉野村を六本木ヒルズに連れていく」というコンセプトのもと、会場の六本木アカデミーヒルズ49Fタワーホールに、東吉野の雄大な山と川の風景を写した長さ5mの短冊型タペストリーを設置。それを背景にして、本編のワンシーンやメイキング風景を切り取った22枚の写真パネルが闇の中に点在して浮かび上がる。まるで深い森の中を彷徨いながら、映画の世界に入り込んでいくような演出を試みた。

(主催:NPO法人 なら国際映画祭実行委員会

(写真:山下桂子)

(デザイン・ディレクション:大原麗加)

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